<フィギュア>キム・ヨナと浅田真央が遠隔対決…0.47点差
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.09 08:51
「永遠のライバル」キム・ヨナ(23)と浅田真央(23、日本)は先週末、欧州とアジアでそれぞれ別の大会に出場して「遠隔対決」を行った。キム・ヨナは8日(韓国時間)、クロアチアのザグレブで開かれたゴールデンスピン・オブ・ザグレブの女子シングルフリーで131.12点を獲得した。前日のショートプログラム(73.37点)を合わせて204.49点で優勝した。一方の浅田は7日、日本の福岡マリンメッセで開かれた2013~2014国際スケート競技連盟(ISU)フィギュアグランプリファイナルで優勝した。フリープログラム131.66点にショートプログラム(72.36点)を加えて合計204.02点だった。0.47点差。キム・ヨナが若干先んじたが、ソチオリンピックでの激しい接戦を予告する点数だった。
◆2人そろって成果おさめた大会=3月の世界選手権で優勝したキム・ヨナは、足の甲の痛みで今年ISUが主催するグランプリ大会に参加しなかった。したがってザグレブ大会はキム・ヨナにとってソチオリンピックで行うプログラムを披露する特別な舞台であった。結果はやはり「フィギュアクイーン」らしいものだった。ショートプログラムでは今年のシーズン女子シングルから出た最高点を更新した。フリープログラム『アディオス・ノニーノ(Adios Nonino)』は激情的な印象を4分10秒でこなす高難度なものだった。彼女は3回転連続ジャンプの初めてのジャンプであるトリプルルッツで着地の瞬間に転倒する失敗をした。大きく崩れたが彼女は落ち着いて立ち直った。むしろトリプルルッツの単独ジャンプにダブルトーループを入れる連結ジャンプで減点を最小化し臨機応変に対応した。「クイーン」らしい強いメンタルが導いた結果であった。