「韓日関係、このままではいけない」(2)…韓国、北侵攻時に日本の支援を排除する余裕があるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.25 16:39
金永熙=集団的自衛権が新たなイシューとして加わった。韓国が懸念するのは、有事の際、日本軍隊の韓半島進出だ。しかし日本や米国は日本軍の韓半島進出には我々の同意が必要という立場だ。国際法上でも集団的自衛権自体に反対する名分はない。さらに率直に言えば、北朝鮮が韓国を全面侵攻した場合だ。我々が日本の支援を一切排除する余裕があるのか疑問だ。
孔魯明=集団的自衛権は個別国家の主権に関するもので、国連憲章も推奨している。韓日間の特殊な歴史的関係のため、韓国国民の感情に反する側面があるが、韓国哨戒艦「天安」と延坪島(ヨンピョンド)事態に見られるように、北朝鮮の好戦的な姿勢を考える必要がある。在韓米軍の後方基地が日本にあるということを忘れてはいけない。韓国戦争(1950-53)当時、米軍を主軸とした50万人以上の国連軍が韓国で作戦を展開できたのも日本の後方基地があったからだ。集団的自衛権とは何かを正確に知り、認める必要がある。