ソウルの史跡碑、58%が場所違う…修正・撤去へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.25 10:25
実際の家の跡地は、600メートルほど離れた政府中央庁舎の十字路の近所だ。
ソウル鍾路区(チョンノグ)、タプコル公園の正門左側には高さ50センチほどの小さな石碑がある。この石碑は絹・絹織物・紙・魚・苧麻など6つの物品を宮中と官庁に納品していた朝鮮時代の公式商店「六矣廛(ユグィジョン)」の場所であることを伝えるために1991年に立てられた。だが石碑のある所は実際に六矣廛があった場所とはほど遠い。ソウル市文化財委員会によれば六矣廛は鍾路(チョンノ)1街の光化門(クァンファムン)郵便局向かい側の一帯に集まっていた。
ソウル市は、消えてしまった遺産の場所や歴史的事件の現場を記念するために立てた石碑の間違いを修正する整備事業を2016年までに完了する予定だと24日明らかにした。ソウル市が今年5~9月に実態調査を行った結果、全体の石碑335個の半分以上にあたる195個で間違いが見つかった。