【コラム】海外の子供たち、なぜ助けるべきか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.20 15:55
済州(チェジュ)で10月末から3日間「分かち合おう、この道で!」というテーマで「2013済州オルレ歩き祭り」が開かれた。今年からはユニセフ韓国委員会が後援者として参加することになり、開幕式に行ってきた。出席した招待者たちに「この道で何を分かち合うのか?」という質問を投げかけるくだりがあった。禹僅敏(ウ・グンミン)済州道知事は「幸福」、徐明淑(ソ・ミョンスク)済州オルレ理事長は「悲しみ」など各自が意味のあると思う単語を1つずつ説明した。私は「履き物」を分け合いたいと話した。聴衆はびっくりした表情だった。理由をこう説明した。
「私たちのように古い世代は、幼い頃にゴム靴を履いたり裸足で歩いたりした思い出があります。今私たちは、これまでの経済発展に力づけられて素敵な登山服を着て色々な靴を履いて祭りに参加しています。だが世界中には、まだ履き物がなくて裸足で過ごしている子供が少なくありません。裸足で生きている世界の子供たちと履き物を分け合いたいです。私たち皆が今日オルレギルを歩く間、私は裸足で生きている子供たちの苦痛を考えながら少しの間だけでも裸足で歩きたいと考えています」。