韓国はリビアが最も真似たい国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.05 13:54
「韓国は韓国戦争以降に驚くべき経済発展と民主主義を成し遂げた国です。両国協力を通じリビアもこれを学びたいと思います」。
リビア国防部のカリド・アルシュリフ次官が2日、中央日報とのインタビューで述べた。アルシュリフ次官は2011年に独裁者のカダフィ大佐を追放する出発点になった「2月17日革命」の先頭に立った人物。先月25日に国防部の招きで韓国を訪れた。初めての訪韓だ。アルシュリフ次官は、「戦争を経てから急速な発展を成し遂げた韓国はリビアが最も真似たい国だが、実際に来てみると技術発展は相当だ」と話した。
内戦が終わって2年目のいま、アルシュリフ次官の悩みは治安と安保問題だ。市民の手に武器が広まっており、まともな軍事システムが確立されていないためだ。アルシュリフ次官は、「今回両国国防部同士の軍事協力と交流を盛り込んだ了解覚書(MOU)締結交渉を始めた。韓国の組織的軍事システムはリビアのロールモデルになれるだろう」とした。ソウル国際航空宇宙防衛産業展示会を観覧したというアルシュリフ次官は、「韓国の機動ヘリ『スリオン』と高等訓練機T50の購入も肯定的に検討している」と明らかにした。スリオンは純国産技術で開発され価格は1機200億ウォンほどだ。