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温暖化からの贈り物? グリーンランドのレアアースが“大当たり”

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.31 13:45
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北極点に近い北緯83度まで広がっているグリーンランドは凍土の地だ。韓半島の面積の約10倍になるグリーンランドの80%以上が氷層で覆われており、原住民であるイヌイット族が全体の住民5万7000人の90%を占めている。グリーンランド人は外部世界と距離を置きながら、長い間、独特の文化を維持して暮らしてきた。

グリーンランドは200種に達する希少鉱物の宝庫でもある。そのうち15種はここでしか手に入れることができない。緑色ではなく純白の地であるグリーンランドでレアアース(希土類元素)のゴールドラッシュが起きていると、外交専門誌フォーリン・アフェアーズ(Foreign Affairs)が伝えた。気候変化によって多くの氷層が溶けたうえ、資源開発の制限が緩和されたことで起きた変化だ。

 
グリーンランドは2008年、住民投票を通じてデンマークから大幅に自治権の移譲を受けた。外交・国防・安保・治安は依然としてデンマークに頼っているが、その他の内政問題では独立的な地位を享受している。グリーンランド議会は最近、レアアースとウランの鉱山に対して開発禁止の措置を解除した。

南部のクワネールスイトにはレアアース1000万トンが埋蔵されているものと推定される。開発が本格化すれば、年間4万トンの採掘も可能で、これは世界の需要量の20~25%を供給できる量だ。オーストラリア・カナダ・中国の投資家が最も大きな関心を示している。

中国が一時95%まで独占してきた世界におけるレアアースの市場にも大きな変化が起きるものと予想されている。グリーンランドからレアアースを安定的に供給できるようになれば、国際市場の価格は下がり安定化する。さらに、これまで中国が市場を独占していたことでレアアースの価格が高騰していたが、一部ではリサイクルまたは代案の研究を通じて需要が抑制されるようになった。産業界のダイヤモンドと呼ばれるレアアースは、携帯電話・風力発電タービン・ハイブリッドカーなどの核心部品に使用されている。

グリーンランドのウラン鉱山の開発も関心を集めている。クワネールスイト地域だけで約26万トンが埋蔵されている。一気に世界輸出5位に入ることができる数値だ。デンマーク政府から年間6億ドル(約6000億ウォン)の財政支援を受けているグリーンランドとしては、これを経済的な独立に大いに役立てることができる。グリーンランドにおける輸出品の90%は水産物であり、輸出の60%と輸入の65%をデンマークに依存している。しかし、放射能物質であるウランは核兵器製造に使われるおそれがあるので、採掘のためにはグリーンランドの外交安保政策を決定するデンマークの承認を得なければならならない。

また、環境論者の反対も激しい。人口1万6000人のグリーンランドの首都ヌーク(Nuuk)では、最近、「ノー(No)ウラン」「福島を忘れない」というスローガンを掲げた街頭デモが行われていたばかりだ。

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