海運産業、底打ったか…一足早い私募ファンド、今年27億ドル超=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.29 15:59
「賢いお金(smart money)」と呼ばれる私募ファンド資金が海運産業に入り込んでいる。長年の資金不足に苦しめられてきた海運業に一筋の恵みの雨だ。フィナンシャルタイムズ(FT)は「2008年のグローバル金融危機以後、深刻な不況に苦しんでいた海運業界が底から脱出しているサイン」と28日伝えた。海運業は景気の流れに最も敏感な業種とされている。私募ファンドが世界経済の回復と交易拡大にベッティングしているという話だ。
FTによれば私募ファンドが今年に入って全世界海運会社に投資した金額が27億ドルを超えた。海運・造船分野のコンサルティング企業マリンマネーが集計した数値だ。昨年の総投資額19億ドルは早目に突破した。このような流れならば2011年に立てた記録(34億ドル)も無難に塗り替えられる見通しだ。