サムスン電子を除けば厳しいが…韓国経済、低成長を脱した?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.28 09:39
#1.「名簿を見てみろ。誰が出席できるのか」。全国経済人連合会(全経連)は隔月の会長団会議を開催する度に頭を悩ませる。常勤副会長を除いた会長・副会長20人のうち会議に出席するグループ総帥がほとんどいないからだ。裁判中の崔泰源(チェ・テウォン)SK(株)会長、金升淵(キム・スンヨン)ハンファグループ会長に続き、玄在賢(ヒョン・ジェヒョン)東洋グループ会長も会議出席が難しくなった。姜徳寿(カン・ドクス)STX会長は対外活動を中断した。強く否定しても市場ではさまざまな声が出ているグループもいくつかある。全経連側は「会議にあまり出てこない総帥まで考慮すれば3分の1(6、7人)にもならないほど」と話した。9月の会長団会議には6人が出席した。全経連の関係者は「グループ総師が隔月で会う会議の構成さえも難しいというのが財界の現実」と語った。
#2.「低成長から脱した」。玄オ錫(ヒョン・オソク)経済副首相は24日、対外経済長官会議でこのように述べた。玄首相は「対外環境の好転などで景気回復の期待感が高まっている」と強調した。米国の政府閉鎖(シャットダウン)の一段落、中国成長率の反騰などを根拠に提示しながらだ。玄首相は「国内経済も輸出の改善が続き、雇用・消費・投資指標が上向いている」と診断した。企画財政部では、今年の成長率が年初の予測値(2.7%)を超えるという期待感も出ている。7-9月期の経済成長率が3.3%という成績表が出て、期待も高まった。