俳優パク・ジュンフンが監督デビュー…「内面省察であり、世の中との和解」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.18 17:03
「この3つは常に心の中にとどめながら演出をした。最初に、自分がよく分かっている話なのか。2番目、その話をおもしろく溶かし込んで表したか。3番目、話が世の中に投げかける価値はあるか」。
監督として最初の商業映画『トップスター』(24日封切り)を出した俳優パク・ジュンフン(48)の話だ。映画『カンボ』(1986、イ・ファンリム監督)でデビューして以来、約40本の映画で言葉どおりトップスターとして活動してきた彼だ。初めての演出作品を、誰よりも彼自身がよく分かっている話にした。『トップスター』はスターのマネジャーであり俳優を夢見る青年(オム・テウン)がスターになって華やかな成功と挫折を味わう話。これを通じて映画界内外の多様な光景と人間模様を描き出す。パク・ジュンフンは俳優として活動真っ最中だった1990年代初めに留学し、ニューヨーク大学大学院で演技教育学を専攻したかと思えば、『シャレード』(2002、ジョナサン・デミ監督)でハリウッド進出も果たした。監督として新しい挑戦状を差し出した彼に17日会った。