【取材日記】理解できない大韓民国の「4つ星」人事
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.27 15:33
4つ星。軍人には夢の階級だ。大韓民国の国軍には8人の4つ星(大将)がいる。合同参謀本部議長、陸・海・空軍参謀総長、連合司令部副司令官、1・3軍司令官、第2作戦司令官がそれにあたる。彼らの人事が25日断行された。8人の大将のうち5人を交替させた。国会人事聴聞対象である合同参謀本部議長を除く4人は、大統領の任命手続きと就任式だけを残している。
朴槿恵(パク・クネ)政権になって初めて断行された今回の人事で、崔潤喜(チェ・ユンヒ)海軍参謀総長が合同参謀本部議長に抜てきされた。65年間の軍史上、合同参謀本部議長を海軍が担当するのは初めてだ。合同参謀本部議長は陸軍がすべきという暗黙的な慣行を破った破格の人事だ。これで各軍のバランスがとれるという期待も出てきている。