【中央時評】いったい李明博大統領はなぜ執権したのか1-(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.26 15:53
安保は経済とともに韓国の政治の2大骨格だ。核心公約である「非核・開放・3000」を見よう。北朝鮮の核実験、閉鎖固守、経済破綻で「非核・開放・3000」は失敗した。しかしここには北朝鮮の政策選択による失敗の側面が存在するため、李明博政権だけに責任を問うことはできない。問題は、「非核・開放・3000」公約を、過去の政権の“一方的支援”政策を批判し、これに対する代案として提示したという点だ。
政府の南北貿易および経済協力現況公式統計によると、一般貿易、委託加工、経済協力(開城工業団地、金剛山観光含む)、非商業的取引(政府民間支援社会文化協力含む)を合わせ、総計が盧武鉉時代は搬入21億7000万ドル、搬出34億5000万ドルで合計56億2000万ドルだった。李明博(イ・ミョンバク)時代は搬入49億ドル、搬出42億ドル、合計91億ドルと大きく増加した(統一部)。