原子力発電所不正、李明博元大統領の選挙キャンプ出身者を拘束
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.06 11:00
釜山(プサン)地検東部支庁の原子力発電所不正捜査団(団長イ・ギドン支庁長)は5日、原子力発電所の納品業者から3億ウォン(約2600万円)台の金品を受けた容疑(弁護士法違反)で元ソウル市議員のイ・ユンヨン氏(51)を拘束した。
イ氏は原子力発電所ブローカーのオ・ヒテク氏(54、拘束)と共謀して、2009年に用水処理納品業者のH社から韓国水力原子力(韓水原)に納品できるよう便宜を図ってほしいとの要請と共に13億ウォンを受け取り分け合った容疑を受けている。彼らは当時パク・ヨンジュン元知識経済部次官(53)を挙げて「目上の人に挨拶しなければならない」としてロビー資金名目で80億ウォンを要求していたことが分かった。これに伴い、原子力発電所の不正捜査が李明博(イ・ミョンバク)元大統領政権当時の権力型不正に広がるのではないかとの観測が出ている。