<韓国中学生リポート>「ロールモデルを探せというが…誰もいない」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.25 14:13
◆余計なことをすれば自分も…いじめに目を閉じる
塾の講義室は照明が強かった。実験室のようで目が疲れた。休み時間、親友が文字メッセージを送ってきた。「今日は俺がおごる」。親友がATM(現金自動預け払い機)の前でお金を拾ったということだった。インホもお金を拾ったことがある。小学校の頃までは先生に届けた。しかし中学生になって考えが変わった。昨年の春、先生が「1万ウォンを紛失した人、手をあげてみろ」と話した時、半分以上の生徒が手をあげるのを見てショックを受けた。