「人格良い学生」は5人に1人…45%が「基準に達せず」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.23 16:31
中学生のうち人格の良い生徒は21.3%程度だという調査結果が出た。その2倍に達する45.6%の生徒は人格が不十分な水準であり、教育が急がれるという。残りの生徒たちは普通水準だ。慶煕(キョンヒ)大学と中央日報取材チームが都市と農村の中学生2171人を均一に混ぜて行った質問調査の結果だ。人格の3領域(道徳性、社会性、情緒)を構成する10の指標別に点数を付けて80点以上の生徒を人格に問題がない「優秀水準」と判断した。
質問に全て「概してそうだ」と答えた生徒は人格指数が66.7点になる。人格が不十分な「未達水準」は67点以下で、生徒の回答が「概してそうだ」以下である場合だ。調査対象の生徒全体の平均は69.8点だった。未達基準よりも若干高い水準だ。
生徒のうち半分ほどの人格が不十分だと現われた点で、中学生の人格は危機的だと見ることができる。回答者自身の回答を土台にした評価であるため、現実はより一層深刻だと推定できるからだ。実際に教師や両親らが別に付けた中学生の人格指数水準はそれぞれ50.7点、60.5点と生徒自身の評価を大きく下回った。