【時論】政策執行の科学化が切実だ=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.17 16:31
幼児・乳児保育科教育は国家の未来のための核心的投資だ。韓国も大規模な財政を保育と幼児・乳児教育に投入している。例えば保育園を利用する0歳の児童に年間約900万ウォン(約82万円)が支援される。にもかかわらず児童虐待・不良給食・会計不正などで利用者の満足度は非常に低い。全国およそ4万カ所の保育園のうち評価認証を維持する比率は68%にすぎないが、政府支援金はすべての保育園に等しく提供される。このため保育園にはサービス質を高めようという動機が生じにくい。
放漫な予算執行と管理問題は他の政策の執行でも見られる。なぜこのように社会が目指そうとする政策が計画通りに執行されないのか。過去に韓国政府の予算が絶対的に不足していた状況で抱いていた緊張感と徹底的な姿勢が消えたのではないだろうか。