朴大統領「ベトナムは韓国の若者にとって機会の地」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.11 08:49
朴槿恵(パク・クネ)大統領は10日、ベトナムのホーチミンを探した。ベトナムが1975年に北ベトナムにより統一されるまで南ベトナムの首都だったサイゴンがホーチミンだ。南ベトナム敗戦翌年の76年にホーチミンと正式に改名された。
サイゴンは75年の統一まで残酷な内戦の中で揺れ動き歴史の中に消えた。しかし戦後生まれ変わったホーチミンはこれ以上以前のサイゴンではなかった。中国とともにアジアで最も躍動的な成長を見せているベトナム最大の経済都市がホーチミンだ。韓国大統領のホーチミン訪問は2004年10月に盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領がベトナム国賓訪問してから9年ぶりでもある。
朴大統領がホーチミンを訪れたのは政治の中心地であるハノイでベトナム政府と関係を強化した後、経済の中心地で“セールス外交”の頂点に行くという意味だと青瓦台関係者らは説明した。7月末現在ホーチミンにはベトナム産業貿易省の認可基準で2340社の外国商社代表事務所がある。シンガポールが300社、香港が249社、韓国が210社、日本が138社などだ。2007年1月のベトナムの世界貿易機関(WTO)加入を前後して韓国企業の進出が急増し、投資会社だけでなく自営業者まで含む韓国系企業の数は1800社余りに達する。在住韓国人は8万5000人余りで、東南アジアの都市で最も多い。