潘基文事務総長、日本の歴史認識ただすと閣僚が相次ぎ「中立義務違反」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.28 08:16
日本の政治指導者の歴史認識をただした潘基文(バン・ギムン)国連事務総長の発言に、日本政府がかっとなって不快感を表明した。
菅義偉官房長官は27日の記者会見で「私たち(日本)の立場を認識している状況で(潘総長の発言が)なされたことなのかどうか、非常に疑問を感じている」として「事務総長発言の真意を確認し、国連などで日本の立場を積極的に説明していくつもり」と話した。
韓国を訪問中だった潘事務総長は26日の記者会見で、日本の平和憲法の改正の動きなど右傾化についての質問に「日本の政治指導者は、深い省察と国際的な未来志向を見据えたビジョンが必要だ」と指摘した。中東歴訪中の安倍晋三首相は直接的な言及は避けながらも「歴史問題は専門家の討論に任せるというのが安倍政権の基本方針」と話した。