【社説】北朝鮮「サイバーゾンビ部隊」、韓国国内に侵入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.02 16:35
韓国の情報技術(IT)企業の代表が北朝鮮ハッカーの国内ネットワーク侵入を支援した疑惑が提起され、検察と国家情報院が捜査に入った。特にハッカーによって悪性コードに感染した“ゾンビPC”は10万台にのぼると推定されている。サイバーテロの刃先がすでに私たちの家庭に入っていることが確認されたのだ。
国家情報院はソウル中央地検公安1部の指揮で、IT企業のキム代表の事務室とサーバー提供企業を家宅捜索した。検察と国家情報院は北朝鮮ハッカーがキム代表から受けたサーバー接続IDとパスワードを利用し、ゾンビPCにするコードを流布したとみている。検察などは中国内の南北合弁IT会社に勤務したキム代表が北朝鮮工作員と接触した可能性があるとみて、キム代表を調べる計画だ。ひとまず押収物を分析し、キム代表を相手に事実関係を確認してこそ、正確な真相が見えてくるだろう。