冷え込み続く韓国政局、与党代表が野党代表に会談呼びかけ
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.07.28 10:57
与党セヌリ党の黄祐呂(ファン・ウヨ)代表が27日、野党民主党のキム・ハンギル代表に代表会談を提案した。黄代表は休戦60周年を迎え板門店(パンムンジョム)の自由の家を訪れ、「前日にキム代表が安保強化とNLL守護の意志を明らかにしたことを歓迎する」としてこのように話した。
黄代表は、「昨今の政治懸案に対する議論のため早い時期に与野党代表会談をしようと思う。代表会談はすでに定期的な開催を互いに約束しており、今回の会談ではすべての政治懸案を議題として話し合うことにより国民に安定と喜びを与える政治を捧げることを提案する」と明らかにした。黄代表は、「民生と朴槿恵(パク・クネ)政権初期の国政懸案に対し与野党の党力を集中しなければならない」と話した。黄代表の提案は前日与野党が「北方限界線(NLL)政争の中断」を宣言したのに続いて出てきたもので、NLLをめぐる議論と2007年の南北首脳会談の対話録消失疑惑で冷え込んでいた対立政局の突破口を見つける契機になるか注目される。