韓国与党が叱咤「経済が悪化しているのに経済副首相は安易だ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.18 10:23
最近与党セヌリ党で経済状況を懸念する声が大きい。玄オ錫(ヒョン・オソク)経済副首相を直接狙った発言も増加している。17日に開かれた最高・重鎮連席会議で鄭夢準(チョン・モンジュン)議員は、「先進国は経済がさらに厳しくなるという危機感から福祉政策と公共部門を改革して国の負債を減らし企業規制を緩和している。韓国はこのような流れと正反対に向かっている」と話した。「他の国々が経済危機という波を防ぐために防波堤を積んでいるなら、韓国は自ら防御の壁を崩している」ということだ。
続いて発言した金武星(キム・ムソン)議員は、「現在の経済チームに経済状況を解決するリーダーシップは見られないと言われている」と話した。玄副首相を狙った発言だ。彼は6月の輸出増加率マイナス0.9%、4月までの税収欠損8兆7000億ウォンなどの数値を羅列した。それとともに「経済民主化、地下経済陽性化、全般的な税務調査強化などが問題で、大型食堂には(国税庁職員の)立ち会い調査までくるという。大統領は投資する人を背負って行くと話した、このような状況で背負われる人がいるだろうか」とも話した。金議員は本紙との通話で、「国会は政争を中断し経済再生に集中しなければならないという趣旨で話したこと」としながらも、「経済チームのトップである副首相があちこちを回って国民に訴えるリーダーシップがなければならないのにそうしたものは見られない」と指摘した。
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