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「メイドインコリア」ではなく「コリアンメイド」と表記しよう

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.10 16:26
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「Design by Apple in California」。アップルのiPadやiPhoneの裏に見られる独特の製造者・地域表記だ。製作会社であるアップルを製造地域であるカリフォルニアより前に置き、創造的なアップルのイメージを強調した。

韓国製品もこうした形で表記すべきだと、韓国貿易協会が9日提案した。「メイド・イン・コリア(Made in Korea)」の代わりに「コリアンメイド(Korean Made)」と表記しようということだ。「韓国産」ではなく「韓国の人が企画・創造して出した製品」という点を浮き彫りにするということだ。

 
従来の方式はすでに独歩的な製品イメージを構築した先進国に合う表記というのが、貿易協会国際貿易研究院の分析だ。例えば、ドイツの自動車、フランスのファッション、イタリアの家具なら、「メイド・イン・フランス」式の表記で惜しまれるものはない。米国も「メイド・イン・USA」としてマイナスはない。

しかし韓国は違う。産業化に遅れたため、地域中心の表記方式では他国に比べてよく見えるものがない、という分析だ。

貿易協会国際貿易研究院のチョ・サンヒョン研究委員は「“コリアンメイド”にすれば、物より人が中心となり、ソフトパワー時代によりふさわしく、創造性を強調する効果を出せる」と話した。

すでにこのように表記している国がいくつかある。すべて相対的に産業化が遅れ、製品ブランドが弱いところだ。カナダは「グレート・カナディアン・メイド(Great Canadian Made Product)」と表記している。豪州(Australian Made)も同じだ。時計の製造ではすでに独自の領域を構築したスイスでさえも最近、「スイスメイド(Swiss Made)」と表記した製品を増やしている。

こうした表記には、海外生産が増える中、どの国で製造されたかという意味が薄れている点も背景になっている。アップルのiPhoneは相当数の部品が韓国のサムスン電子製品だ。韓国製品も同じだ。携帯電話・スマートフォンの海外生産比率は2010年まで15.9%だったが、昨年は80.1%に高まった。自動車は半分以上(53.8%)が海外で生産されている。

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    2013.07.10 16:26
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