中国軍、遺骨360柱送還へ…中国抱き込み対北朝鮮圧迫(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.01 10:54
韓国戦争の時に戦死して、京畿道坡州(キョンギド・パジュ)に埋葬されている中国軍の遺骨360柱が母国に戻ることになった。朴槿恵(パク・クネ)大統領は先月29日、中国訪問中、劉延東国務委員副首相に会った席で「今年は停戦60周年だ。韓国軍が管理している360柱の中国軍の遺骨を送還して差し上げたいのだがどう思うか」として「中国の遺族が帰ってくるのを待っていないか」と尋ねた。これに対し劉副首相は「深く感謝申し上げる。すぐに習近平国家主席に報告する」として歓迎した。韓国政府は中国軍の遺骨を坡州市の北韓・中国軍墓地(旧敵軍墓地)に埋葬していた。
朴大統領の提案は電撃的に出された。韓中首脳会談を準備する過程で中国軍の遺骨問題を管轄する国防部はもちろん外交部も核心関係者だけが知っているほどだったという。このため中国軍の発掘遺骨送還カードを取り出した朴大統領の胸中に関心が集まっている。