低成長日本の投資の知恵…さわかみファンドに学べ=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.18 09:45
個人投資家が苦悩に陥るこのごろだ。投資する価値のあるところを探せないからだ。そういえばそうだろう。金利があまりに低く、銀行預金や債券では飽き足りない。それでも株式に投資しようとすれば最近の市場の流れはやや不安だ。KOSPI指数は今年に入って後退している。いつか株価指数がぐっと上がるならば思い切って出るだろうが、それすら確信がない。世界的に低成長が続くだろうという“ニューノーマル”のためだ。株価は企業利益の関数だ。そのため低成長が続くなら企業利益は大きく増えないだろうし、株価もまた急騰するのは難しいという予想ができる。それなら本当にいまの投資家に突破口はないのだろうか。
「前車之鑑」という言葉がある。直訳すれば「前に行った車を鑑とする」という意味だ。言い換えれば先行する経験者を見て学ぶという話だ。実際韓国には先行する車がある。韓国より先に、それもとても長い間同じく悩んだ市場がある。日本だ。