【取材日記】メディアも国力ほどに発言権を持つ国際舞台
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.12 17:17
摂氏46度の気温を上下した天候と同じくらい米国のオバマ大統領と中国の習近平国家主席の“サニーランズ1泊2日会談”は記録的だった。
480分間のマラソン面会はすでに記録に残った。北朝鮮問題についての中国の新しい接近法、冷戦時代の米国・ソ連関係とは違った米中関係の設定なども遠い将来、歴史の本に登場するかもしれない部分だ。だが“浮上する強大国”中国と“既成の強大国”米国の2首脳が会った1泊2日は巨大な国益の衝突の場でもあった。
8日午後2時20分(米国時間)。オバマと習近平が会ったサニーランズから5キロほど下ったウェスタンミッションヒルズホテルのアンバサダールームには100人余りの記者たちが集まった。会談の結果と意味を説明するために急きょ用意された席だった。ホワイトハウスのトム・ドニロン大統領補佐官(国家安全保障担当) がベン・ローズ大統領副補佐官(同担当)と共に現れた。ドニロン補佐官は今回の会談を事前に企画して演出した主人公だ。