不当世襲で色あせる青木定雄氏のエムケイ神話(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.05 10:10
日本のエムケイタクシーの創業者である兪奉植(ユ・ボンシク、青木定雄)前会長。
旋風的な「エムケイ神話」で脚光を浴びた彼が、クーデターにより退任に追い込まれた。理由は「不当な世襲を図った」ことだ。息子への過度な愛がもたらした結果だった。1928年に慶尚南道南海(キョンサンナムド・ナムヘ)で生まれた兪前会長は16歳の時に日本に渡った在日韓国人1世だ。1960年に車10台でミナミタクシーを創業した後、規模を拡大し77年にエムケイタクシーを設立した。差別化戦略は「徹底した親切サービス」だ。