<韓米原子力協定>放射性廃棄物の貯蔵施設、飽和直前なのに韓国政府は…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.03 09:03
慶尚北道慶州市陽南面ウプチョン里の海辺には、三角形・六角形の美しい岩が並んでいる。溶岩が急速に冷める過程でできた柱状節理だ。昨年天然記念物に指定された柱状節理付近の海岸道に沿って5分ほど自動車で走ると、月城(ウォルソン)原発がある。
先月30日午前、海辺にある月城原発1・2・3・4号機と新月城原発1・2号機を背にして山腹に登ると、「使用済み(核)燃料乾燥式貯蔵施設」が目に入った。出入許可書と原発出入証を預けて放射線保護服、手袋、帽子を着用すると、安全管理要員は「自動個人線量計(ADR)」を胸に着用するよう話した。「発電所内の放射線管理区域を出入りする時は人体の放射線被ばく量を測定するこの装備を必ず携帯しなければいけない」という説明も付け加えた。