米国、黄禹錫教授が失敗した技術で胚性幹細胞を作製(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.17 11:05
黄博士事態の後、07年に京都大学の山中伸弥教授がiPS細胞を作製して注目を浴びた。山中教授はこの功労で2012年にノーベル生理・医学賞を受賞した。皮膚細胞・脳細胞などのすべて育った“大人”細胞に特定遺伝子を導入し、また“赤ちゃん”細胞に変えたのがiPS細胞だ。iPS細胞は卵子を使う必要がなく、ES細胞に劣らない分化能力を見せるという点が長所として浮き彫りになった。済州大幹細胞研究センターのパク・セピル教授は「今回の米国の研究は、幹細胞研究がiPS細胞中心からES細胞にUターンするきっかけになるかもしれない」と述べた。
◇がん誘発、他の組織に拒絶反応ないか疑問