【コラム】東アジアで韓国ほど自国の歴史を反省している国はない(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.16 17:37
特に今日、東アジアの過去の歴史・教科書・領土・性的奴隷・侵略問題をめぐる真実と和解が根底から挑戦を受けている状況で、韓国社会が自ら恥部を直視するというのは、東アジア(史)的、世界(史)的な意味を同時に持つ。まだまだ不足しているが、東アジアで韓国ほど民間虐殺や独裁、人権じゅうりんを含む自国の歴史を反省している国も珍しいからだ。日本・中国・北朝鮮・台湾を含め、世界に向かって、私たちがより大きな視野で、この道を止まらず進んでいかなければならない世界的、東アジア的な理由だ。
カンガンスレ・鶴の舞・扇の舞・鳳山仮面劇などを公演した「コリアファンタジー」を見ながら、観客は「幻想的」「絶対的」という言葉を繰り返した。この公演は、すべての芸術は土着的であるほど普遍的という点を如実に見せた。すなわち人間の心を深く動かせるなら言語と場所は問題にならない。一人を動かせる絶対感動は全員を動すことができるのと同じだ。