世界の中央銀行「デフレファイター求む」…日本は量的緩和に積極的な黒田氏(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.08 13:22
ロシアでは物価管理に重点を置いたセルゲイ・イグナチェフ総裁が退陣し、プーチン大統領の経済首席補佐官であるエルビラ・ナビウリナが任命される予定だ。ロシアもやはりインフレ圧力が弱く、失業率は高く、利率引き下げが期待されている。隣国のハンガリーでも同様に緩和的通貨政策に焦点を置いた人物に総裁が交替させられた。
英国はマービン・キング中央銀行総裁の後任にカナダ中央銀行のマーク・カーニー総裁が就任を控えている。彼はカナダ中央銀行総裁時代に積極的な通貨政策と顕著に低い金利でカナダの景気回復を主導した。日本の量的緩和に対しても事実上支持を表明した彼はすでに英国の追加的量的緩和の可能性を示している。