<森美術館10周年記念展>現代美術のスーパースターが結集…韓国人アーティストも参加(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.07 14:12
この美術館には今、愛があふれている。展示場入り口にジェフ・クーンズの『聖なるハート』が重量感を持って位置する。高さ364センチのこの金色ハートの造形物を中心に、ピンクのキャンパスに本物の蝶(ちょう)をつけたデミアン・ハーストの『無題』、ロバート・インディアナの油絵『ラブ』と、これを立体につくった後につぶしたようなギムホンソックの彫刻『ラブ』が、囲んでいる。
東京の六本木ヒルズ森タワーの森美術館が、先月25日から開館10周年記念展を始めた。『LOVE展:アートに見る愛のかたち-シャガールから草間彌生、初音ミクまで』という題名で9月1日まで開かれる。
摩天楼の頂上53階に人々の視線と足どりを向かわせてきたこの“展望台美術館”は、意を決してさらに高いところへ上がろうとするようにあらゆる種類の“愛”をいっぱいにひろげた。森美術館の37回目の企画展だ。各展示会の観覧客は多い時で50万~70万人、東京の名物でありランドマークだ。