【コラム】韓日中、関係回復には“初めの一歩”の勇気が必要だ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.01 15:22
安倍は靖国神社に供物を奉納したのに続き、「侵略の定義はどちら側から見るのかによって異なる」と侵略の歴史を否定し、平和憲法の破棄も狙っている。中国の民間から、借金は金で返し、殺人者は死で代価を支払うべきという言葉が出るのもおかしなことでない。このままいけば、今後20年後にも韓日と日中は今と同じ懸案で争うことになるだろう。
しかしこうした中で一つ注目すべきことがある。4月初め、中国人民対外友好協会の李小林会長の日本訪問だ。李小林は李先念元国家主席の娘だ。同年齢の習近平国家主席とは幼い頃から親しい関係だ。
その彼女が習近平の国家主席就任後の初めての海外歴訪に同行した後、すぐに日本を訪問した。表面上は「日中当代名人書画展」への出席が目的というが、訪日期間はずっと日本の知中派政治家に会っていた。