<韓米原子力協定>韓国のウラン低濃縮条項新設、米国も必要性に共感
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.25 08:48
韓米両国はこのほどワシントンで開かれた第6回原子力協力協定改正交渉で、米国の同意を得て韓国が発電用ウラン低濃縮をできるようにする条項を新設する問題を集中協議したと韓国政府関係者が24日に明らかにした。現行の協定には濃縮に対する明文規定が最初からない。韓米双方はこの協定が40年前の1973年に作られてから発展した技術水準と変化した状況を反映できなくなっていると判断、濃縮と関連した条項を新設する必要性に対し原則的には共感したと伝えられた。
これに伴い今後の交渉で濃縮条項が新設される場合、韓国もウランを濃縮できる道が開かれることになる。だが、その場合でも「米国が同意する場合」に限ってだけ低濃縮が可能なため、韓国内で直接ウランを濃縮するには現実的な制約を受けることになる見通しだ。韓米はまた、乾式再処理技術開発など使用済み核燃料の効果的管理、原子力発電所燃料の安定的供給、原子力発電所輸出競争力向上などを集中的に議論したと外交部は発表した。