<サッカー>鄭大世のハットトリックに込められた2つの意味
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2013.04.21 12:19
サッカーKリーグ水原(スウォン)の鄭大世(チョン・テセ)が、Kリーグクラシック(1部リーグ)進出後初めてのハットトリックを記録した。スーパーマッチでの退場の痛みを吹き飛ばす猛活躍だった。
鄭大世は20日、大田(テジョン)ワールドカップスタジアムで開かれたKリーグクラシック第8ラウンドの大田シチズンとの試合で、前半17分、前半25分、後半43分に連続してゴールを放ち、チームの4対1の大勝を先導した。鄭大世は一気にシーズン4ゴールを記録し、FCソウルのデヤン・ダミヤノビッチの5ゴールに続き2位に上がった。
鄭大世は14日のソウル戦で前半39分に警告累積により退場となった。水原はソウルと1対1で引き分けたがスーパーマッチに臨む覚悟は人一倍だった鄭大世の立場では心が痛くなるしかなかった。水原の徐正源(ソ・ジョンウォン)監督は鄭大世の退場に「大きな試合で不本意にも退場となり心理的に厳しいと思う。これを契機に選手自らが生まれ変わる契機になるだろう」と話していた。