「婦女」に夫人は含まれるのか…最高裁が“夫婦強姦”激論=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.19 16:36
「婦女に夫人が含まれるのは当然だ」(キム・ヘジョン嶺南大ロースクール教授)。「国語大辞典で姦淫の意味は、配偶者でない人との性行為となっている」(シン・ヨンチョル最高裁裁判官)。
18日午後、最高裁判所の大法廷では言葉の解釈をめぐる論争に火がついた。梁承泰(ヤン・スンテ)裁判長をはじめとする13人の裁判官と検察・弁護人・ロースクール教授など法律の専門家が言葉の解釈に熱中したのには理由がある。この日の公開弁論の対象が配偶者強姦事件だったからだ。公開弁論とは、最高裁が全員合議体に回付した事件のうち、社会的意味と波紋が大きい場合に開かれる。この日、大法廷で双方の専門家は、法理だけでなく文化・歴史・語源なども考慮しながら激論を繰り広げた。