【コラム】『韓国経済再建アジェンダ2018』が必要だ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.03 17:08
第2次世界大戦以降、奇跡を築き上げたドイツが、2000年代に入ると“ヨーロッパの病人”として広く知られるほど苦しくなった。失業率が2けたに達し、政府の失業手当や生活保護に依存して生活しなければならない人口が400万人を超えるほどになったのだ。
その結果、社会民主党のシュレーダー首相までもが2003年、あらゆる政治的困難にも関わらず硬直した労働市場の柔軟化と、過剰に厚い福祉制度の改革、そして過度な規制改革を主な内容とした経済改革“アジェンダ2010”を推進することになった。もちろんこの“アジェンダ2010”はメルケル現首相の保守連合政府が継承して推進した。