日銀新総裁の黒田氏「日本デフレ克服に全力」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.22 09:55
日本銀行の「黒田体制」が21日発足した。黒田東彦(69)新任総裁と岩田規久男(71)、中曽宏(60)副総裁はこの日、安倍晋三首相から辞令を受けて業務に入った。
黒田総裁は「大胆な金融緩和を通したデフレ克服」を掲げたアベノミクスの信奉者とされている。彼は辞令を受けた後、記者らに「安倍首相から『日本経済のデフレ克服に全力を尽くしてほしい』という要請があったとして「私は『2人の副総裁とともに全力を尽くしてデフレ克服のために努力する」と申し上げた」と明らかにした。この日午後、日本銀行に初めて出勤した彼は夕方の就任記者会見でも「これまで日本銀行のデフレ克服努力は足りなかった」と指摘して2%インフレ目標を早期達成するための「日本銀行の体制転換」を強調した。
「過去とは質の違う大胆な金融緩和策を施行する」という趣旨の発言もした。NHKは「日本銀行が2%インフレのための具体的な金融緩和策検討に突入した」と報道した。日本経済新聞などは日本銀行がまもなく「市中通貨量増加」を政策目標に公式明らかにするとみられると伝えた。