昨年平壌で金正恩除去の動き(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.13 08:48
昨年平壌(ピョンヤン)で金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に危害を加えようとする試みがあったと対北朝鮮消息筋が12日に伝えた。北朝鮮情報に精通したこの消息筋は、「金正恩を除去するための試みがあったが成功できなかったと当局が把握している。しかし地方視察中でなく平壌市内で危害の試みがあった点に注目している」と話した。この消息筋は正確な危害主導勢力と時期に対しては明らかにしなかったが、「金英徹(キム・ヨンチョル)偵察総局長の階級が降格された11月中旬以前に内部の不満勢力が動いたものとみられる」と伝えた。
金正恩の最側近とされる金英徹偵察総局長は2010年の哨戒艦爆沈と延坪島(ヨンピョンド)砲撃挑発を指揮した軍部内の強硬派だ。昨年2月に北朝鮮軍大将(星4つ)に昇進したが11月に中将(星2つ)に降格され、先月26日に金正恩の功勲国家合唱団公演観覧の際には星4つを付けて復権したことが確認された。