【社説】日本、過去を直視して責任ある行動を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.02 11:50
昨日の第94周年三一節(独立運動記念日)の演説で、朴槿恵(パク・クネ)大統領が日本に対し、積極的な変化と責任ある行動を促した。侵略の歴史を直視し、責任ある姿勢を見せることを求めたのだ。最近の尋常でない日本の右傾化の中、新政権の最高指導者として当然しなければならない適切な指摘だった。
まず日本は、敗戦後68年が過ぎてもなぜ自分たちがこういう言葉を聞かなければならないのか、自ら省みる必要がある。その間、日本の右翼はあたかも自らを戦争の被害者のように糊塗し、侵略に対する反省を自虐だと話してきた。最近は露骨に独島(ドクト、日本名・竹島)領有権を主張している。日本の政治家もそれに便乗したり、時には先頭に立ってあおったりする。侵略の被害者である私たちには挑発として映るが、ためらいもなく行動している。従軍慰安婦、独島、歴史教科書など日本が解決すべき問題は、根本的に侵略戦争の遺産ではないのか。