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【噴水台】朴槿恵氏に映画「レ・ミゼラブル」を推薦したいわけ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.23 12:49
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午前に投票、午後に映画、夜には開票放送。大統領選挙があった19日、私のように臨時公休日を過ごした人はかなりに上ったのではないだろうか。そう考えて投票日に合わせ封切りした映画がいくつかあった。私の選択はミュージカル映画『レ・ミゼラブル』。不朽の名作『レ・ミゼラブル』の有名税に、世界で初めて韓国で公開される話題作という評判が加わったせいか、空席を探すのは難しかった。

フランスの作家ビクトル・ユーゴーが1862年に発表した長編小説『レ・ミゼラブル』ほど多様な芸術ジャンルに昇華された作品も珍しいだろう。小説を脚色して作った映画だけで20本を超える。演劇はもちろん、ミュージカルにもなった。1985年にロンドンのウェストエンドでミュージカル『レ・ミゼラブル』が初演されて以来27年にわたり長期公演中だ。これまでに42カ国で21の言語で4万3000回以上公演された。これまでに『レ・ミゼラブル』をミュージカルで見た人だけで5500万人を超えるという。

 
いま韓国でも『レ・ミゼラブル』の韓国語版ミュージカルと演劇が盛況裡に公演中だ。先月に民音社が世界文学全集シリーズとして完訳し出版した『レ・ミゼラブル』は全5巻(6万1000ウォン)に達する膨大な分量と高価格にもかかわらず、3週間で3万5000部が売れた。時代を超越した古典の力だ。

ずっと前にニューヨークのブロードウェーでミュージカル『レ・ミゼラブル』を見て大きな感動を受けた。今回公開された映画はミュージカル『レ・ミゼラブル』を映画にした“ムービカル”だ。映画の長所を生かしながらもアフレコではない同時録音で俳優の感情と声を入れたためなのかまた別の味わいと響きがあった。

『レ・ミゼラブル』の主人公ジャン・バルジャンはパンひと切れを盗んだ罪で19年間監獄に閉じ込められ強制労働に苦しめられる。彼はミリエル司教が施した愛と赦し、慈悲に感化され完全に新しい人間に変わり、人間を救う“聖者”となる。貧困と圧制に苦しめられた19世紀初めのフランス社会を背景に、ユーゴーは人間と世界を変える愛と慈悲の力を説明する。世の中を救うためには既得権者の人間愛が必要ということだ。貧富格差の緩和と不平等解消を求める声は150年前もいまも同じだ。当時フランスの若い知識人と民衆はバリケードを積み銃刀で対抗したがいまは投票で対抗するのが異なるだけだ。

国民の70%を中産層にし“国民幸福時代”を開くという朴槿恵(パク・クンヘ)候補が大統領に当選した。彼女は韓国社会で疎外される人のいない経済成長の果実をともにわかち合えるようにすると約束した。それこそ真の国民大統合で経済民主化ということだ。悲惨な人たち、すなわち『レ・ミゼラブル』を暖かい人間愛で抱きしめ一緒に暮らせるようにすること、それが彼女に与えられた時代的な使命だ。朴槿恵氏にムービカル『レ・ミゼラブル』を強く勧める。

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