<衆院選>韓国との疎通パイプ 麻生太郎元首相が筆頭
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.17 10:30
野田佳彦首相の在任中の約1年間、独島(ドクト、日本名・竹島)や過去の歴史などで韓国と日本は衝突を繰り返した。しかし両国間の葛藤を水面下で調整するパイプがなかった。韓日議員連盟会長を務めた李相得(イ・サンドゥク)元議員が拘束され、「鳩山-菅」政権時代に窓口となった仙谷由人元官房長官も一線から退いたことで、命脈を維持してきた両国間のチャンネルが事実上途切れたからだ。
新首相が有力な安倍晋三自民党総裁の場合はどうか。結論的にいうと、安倍総裁も幅広い韓国人脈を持っていない。政治と関係がない企業家出身の1、2人が安倍総裁と親しい関係だという。韓日経済協会会長の趙錫来(チョ・ソクレ)暁星グループ会長、政官界では権哲賢(クォン・チョルヒョン)、羅鍾一(ラ・ジョンイル)元駐日大使が親しいが、安倍総裁を動かすほどの影響力はない。