配偶者に求める条件、職業よりも実家の経済力=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.10 10:15
外資系企業に通う29歳の女性チョンさんは最近公企業職員の34歳のチェさんと結婚した。チェさんの父親は数百億ウォン台の不動産を所有している。チョンさんは医師の父と教授の母の下で育った。結婚前には弁護士や医師など専門職の男性と交際したが結婚はしなかった。チョンさんは、「仕事に追われる専門職よりも、裕福な家の人と結婚して余裕ある人生を享受したかった」と話した。
最近20代後半~30代半ばの結婚適齢期の男女の結婚風俗図が変わっている。▽相手の職業よりも実家の経済力を優先視し▽結婚から離婚・再婚まで口出しする“ヘリコプターママ”が登場し▽一時は結婚が難しかった30代以上の高学歴の未婚女性“ゴールドミス”が再び脚光を浴びている。このようなトレンドを反映したJTBCのドラマ『私たち結婚できる?』が人気を集めている。平均視聴率1.8%、1分当たり最高視聴率3%を超えた。10月30日に放映された第2話では、娘のヘユン(チョン・ソミン)がおもちゃ会社の社員ジョンフン(ソン・ジュン)と結婚すると話すと初めは反対した母ドゥルジャ(イ・ミスク)が、彼の家が金持ちという事実を知って賛成に背を向けた。トレンドを絶妙に指摘した場面だ。結婚情報業界によると相手の職業や年俸よりは相手の家の財力をチェックする会員が最近増えている。結婚情報会社のソンウが過去4年間に韓国の未婚男女6万7852人を調査した結果、女性のうち優先順位1位に経済力を挙げた割合は36.2%に上った。