平壌（ピョンヤン）の中区域と万景台（マンギョンデ）区域にある金星第１高校と第２高校は北朝鮮の名門芸術高校だ。北朝鮮全域から選抜された美貌の女子学生が多い所として有名だ。

幹部の子女が多く通うこの名門高校で衝撃的なものが発見された。脱北者によるインターネットメディア「ニューフォーカス」の報道によると、２００９年に金星高校の生徒たちの間に韓国ドラマが流布されているといううわさが流れた。これを受け北朝鮮当局は実態調査のためいきなり学校を訪問し、生徒らの持ち物検査を行った。

すると、その場で見つけようとしていた「韓国ドラマのＣＤ」ではなく、コンドームが発見されたのだ。多くの女子生徒のカバンからコンドームが発見され、検査をした幹部は予想していなかった結果に当惑感を隠せなかったという。処罰はせず回収措置で収拾したが、北朝鮮最高の名門高校で起きたこの事件は、北朝鮮の青少年の性問題に対し示唆するところが大きい。

北朝鮮に性病が多いということはすでに知られている事実だ。このメディアは、北朝鮮内で避妊具はすでに化粧品のように必需品と認識されていると伝えている。