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【社説】「よく耐え抜きありがたい」という朴賛浩のメッセージ

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2012.12.02 13:03
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韓国が生んだ世界的野球スターの朴賛浩(パク・チャンホ)の引退記者会見は、彼が残したメッセージにより長く記憶されるべきものだ。朴賛浩は先月30日、「よく耐え抜いたことに対し自らありがたい」と話して目を引いた。彼は19年間のプロ野球生活の最後の1年を故郷のファンのために過ごした。韓国に復帰した彼は帽子に「挑戦と情熱、節制」という3つの単語を刻んだという。メジャーリーガーである彼に対し周囲からは「晩年にみじめな姿だけ見せるだろう」として引き止める声も多かった。だが、彼は野球人の本分を最後まで守って挑戦し立派なフィナーレを見せた。

彼が「コリアン特急」としての名声だけでなく、模範的な選手生活を守ることができたのは挑戦と情熱、節制を信条とし、不断に自分との勝負を繰り広げたおかげだ。

 
彼の挑戦と情熱は感動的だ。漢陽(ハンヤン)大学入学後の1994年に米LAドジャースに入団し韓国人初のメジャーリーガーになった。しかしわずか2試合でマイナーリーグに降格される屈辱を受けなければならなかった。150キロ台の剛速球を投げる投手だったが制球力に問題があった。しかし切歯腐心して2年間のマイナーリーグ生活を克服し華麗に復活した。当時韓国は通貨危機で全国民が失意に陥っていた。米国のメジャーリーグで善戦する朴賛浩と女子ゴルフで勝戦のニュースを送ったパク・セリは韓国人に希望と自信を贈った。

彼の節制はまた別の感動を与える。朴賛浩はこの日会見場で過去を回想し、「メジャーリーグで初勝利を上げた時より、最後の124勝がもっとうれしかった」と感想を明らかにした。うぬぼれず節制しながら1ゲームずつ苦しい峠を勝ち抜いたことにさらに大きな意味を付与したのだ。選手生活中、彼はファンを呼び集めるスターだったが、国民を失望させる飲酒・麻薬・セックススキャンダルとは垣根を作っており、これまで模範的な家庭を築いている。チームメートのソン・シニョン選手は、「名誉と富を持ったが、尊大な態度は一度もとらなかった。メジャーリーグでアジア人選手最多勝を収めたのは徹底して自己管理したため」と称賛した。

朴賛浩は「球界の寄付王」としても有名だ。難病患者と自然災害被災者を支援するだけでなく、幼少年の夢を育てるための奨学会まで運営している。

最後に頼みたい話がある。取り越し苦労かもしれないが、政界は彼を利用しようとしてはならない。朴賛浩は政治入門の意志を持っているからではない。4月の総選挙に続き大統領選挙の政局でも一部スポーツスターが政治的誘惑を振り払えずに泥沼戦に飛び込み国民を失望させることが少なくなかったためだ。朴賛浩は記者会見で「人生を終える時まで(違う道ではなく)野球人として、おめでとうという言葉を聞きたい」と述べた。彼の希望通り、野球指導者であれ経営者であれ、変わらない「国民の英雄」として残るよう願う。

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