<囲碁>韓・中に連戦連敗も賞金王は日本(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.30 17:41
理由は一つ。 前日の第5局で富士田3段は韓国の李浩範(イ・ホボム)3段を破って1勝をマークしたが、その1勝があたかも荒蕪地に咲いた花のように新鮮だったからだ。 韓日中の国家対抗戦の農心杯では、日本は棋聖・名人をすべて動員しながらも毎回すぐに脱落した。 昨年は1勝もできなかった。 しかし今回、日本新人王戦で準優勝したとはいえ無名に近い富士田3段が2年ぶりに日本に1勝をもたらしたのだ。
熱烈な応援にもかかわらず富士田3段は王檄9段に大敗した。 王檄9段は27日、韓国の金志錫(キム・ジソク)8段を降して2連勝すると、28日には日本の安斎伸彰6段を破って3連勝した。 日本は5人の棋士のうち1人だけが残った。 結局、今回も韓中対決だ。 謝赫、江維杰、陳耀ヨウまで4人の棋士が残った中国が最も優勢だが、韓国は崔哲瀚(チェ・チョルハン)9段と朴廷桓(パク・ジョンファン)9段がいるため、勝負はまだ分からない。