韓国ロケット「羅老」 今度こそ…あす最後の挑戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.28 08:33
韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-1)が“二転三起”に向けて発射台に設置された。
韓国航空宇宙研究院は最後の挑戦を2日後に控えた27日午前8時16分から「羅老」を発射台に移し、午後4時46分ごろ設置を終えたと明らかにした。10月26日に打ち上げ延期の原因となった部品「アダプターブロック」(発射台と「羅老」1段目をつないでヘリウム・燃料供給)は新品に取り替えられた。
直径2.9メートル、長さ約33メートルの「羅老」には、太極マークと「大韓民国」という文字が入っている。その中には100キロの「羅老化学衛星」が搭載されている。科学衛星は地上300-1500キロの宇宙軌道を回りながら、宇宙放射線とイオン層の測定、精密な宇宙軌道測定などの任務を遂行することになる。