【社説】習近平体制の中国…韓国は南北等距離外交に備えるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.17 12:14
習近平を総書記とする中国共産党の新しい指導部が15日にスタートした。新しい指導部は前任の胡錦濤体制と少なからず違いがある。技術官僚出身で構成された胡錦濤体制は国家を「統治」するというよりも「管理」するという方に近かった。これに対し、習近平指導部は人文社会専攻者が多い。7人の新しい指導部のうち法学を勉強した人が2人、経済専門家が4人だ。習近平体制が法治の確立と経済の発展に重点を置くことを暗示している。
習近平は総書記就任演説で「民生」を筆頭に置いた。人民の期待は「より良い教育」「より安定した職業」「よりよい収入」「よりよい家」など、美しい生活をしようというところにあり、これを達成するのが新しい指導部の「目標」と明らかにした。また法治を通じた腐敗の清算を強調した。「鉄を打つにはまず自分を鍛錬しなければならない(打鉄還需自身硬)」とし、党内の腐敗から厳正に取り締まる考えを明らかにした。中央規律検査委員会の書記に王岐山を抜てきしたのも同じ脈絡とみられる。