政治犯の地位を要求する靖国放火中国人…「祖父は抗日闘争の英雄」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.03 10:14
駐韓日本大使館に火炎瓶を投げ込んだ事件で服役し、出所を控えている中国人の劉強受刑者(38)に対し、韓国法務部が2日、犯罪人引き渡し裁判を請求した。刑期は6日0時に終わるが、昨年12月に日本の靖国神社に放火した容疑で日本政府が韓国側に身柄引き渡しを請求し、追加で裁判所の判断を受けることになったのだ。
法務部はこの日、「劉強に対する犯罪人引き渡し審査請求命令をソウル高検に出し、ソウル高検は犯罪人引き渡し裁判のための身柄確保レベルで拘束令状を別にソウル高裁に請求した」と明らかにした。
拘束令状が発給されれば、ソウル高検は3日以内に引き渡し審査を請求、ソウル高裁首席部長判事(刑事20部)が審理し、拘束日から2カ月以内に引き渡すかどうかを決定する。裁判所は引き渡す国を具体的に決めず、引き渡すかどうかを決定する。引き渡し許可決定が出ても、法務部長官は国益保護のために引き渡しを拒否できる。