【コラム】韓国ラーメン市場1位の農心の良心(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2012.10.29 18:20
食の安全の責任を担う政府機関が見せる態度ではない。 特に心配はないから食べてもかまわないという声だ。 政府が消費者の国民は眼中になく、業者の肩を持つ態度を見せるため、該当企業がこのような出方をするのではないのか。 これも「企業フレンドリー」なのか。 ベンゾピレン含有が公開されると、農心は「生涯摂取しても人体に無害な水準」という広告を真っ先に出した。
インスタントラーメンは国民食品だ。 体に良いから国民食品というのではない。 むしろ高カロリーに脂肪・ナトリウムの塊りだ。 最近は高価戦略のため値段が高いラーメンも増えているが、比較的簡単に一食を済ませられるメニューであるからだ。 脆弱階層から児童・妊婦・高齢者まで幅広い層に愛されている庶民食品だ。 そのような食品から発がん性物質が検出されたというのに「生涯食べても問題はない」とは。