「強いウォン」で明暗分かれる韓国企業(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.29 11:43
「ウォン高で第3四半期の営業利益が5700億ウォンほど減った」(サムスン電子関係者) 「いまのような為替相場で維持されるならば申し分ないだろう」(大韓航空関係者)
「強いウォン」に企業の明暗が分かれている。輸出と輸入が多い韓国企業にとって為替相場は重大変数だ。サムスン電子のように輸出が多い企業はウォンの価値が上がれば不利だ。反対に大韓航空のような航空会社はウォンが強い時は都合が良い。大韓航空は負債の60~70%がドル建てだ。海外から航空機を導入する業種特性のためだ。原油価格にも影響を多く受けるためウォン高は大韓航空にいろいろと好材料だ。