ハングル専用と漢字併用めぐり憲法訴訟を提起=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.23 10:07
韓国の国語政策がまた議論の対象となった。語文政策正常化推進会は22日、「2005年に制定された国語基本法には違憲要素がある」として憲法裁判所に憲法訴訟を提起した。推進会が問題としているのは国語基本法第14条。「公共機関などの公文書は語文規範に合わせハングルで作成しなければならない。ただし、大統領令に定める場合には括弧内に漢字または他の外国の文字を使うことができる」と規定されている。
このうち「括弧内に漢字または他の外国の文字を使うことができる」という内容を具体的に問題にした。漢字が「他の外国語」と同じラインで外国の文字のひとつと扱われたことだ。